生き方

 

友達とドライブ中

 

高速道路を運転していた僕は

 

後部座席の親友から

 

「運転が安定してる」と褒められた

 

「最近、よく運転してるの?」と。

 

 

「いいや、ホントに久しぶり。」

 

思い当たる節はあった。

研究生活、卒業論文の執筆とか色々と経験を積んで、

先を読むことだったり、

なぜこうなっているのか、その背景を理解しようとする視点だったり、

構造や原理を把握したり、

イメージ(想像)したり、

研究を通して培ったスキルを

僕はこのときの運転で割と活かしていたと思っていたのだ。

 

親友の言葉を真に受けるつもりなど無かったけど、

ちょっぴり成長した気がして

ふと幸せに包まれた瞬間だった。

 

いつも思うのは、

自分の調子が良いときというのは、大体が

自分は「成長している」と実感し、

「もっと成長したい・成長しよう」と思えるマインドを持ってる時である。

 

坂上忍の成長マン。

いや、俺が成長マン。

 

最近、もう何にフォーカスを当てて、生きればいいのか

モチベーションというか、生き方に行き詰まっていたのだけど、

 

最近の自分の生活を見回してみると、

ひたすらに欲求を追い求めていた。

 

睡眠・暴食・マスターベーションと。。。

 

第1次欲求ってやつ。欲求の基板であり、最下層。

 

 

何にフォーカスを当てて生きるのかといえば、

無意識のうちに、「自分を満足させること」に忠実だった。

 

 

最初に書いた、運転を通して自分が成長したという実感は、

不思議と幸せが満たされるような感覚で、

あれを追い求めることは、高次な欲求を満たすことなんだろうな。

 

 

 

今、自分が置かれている環境で、自分を幸せにする。

 

 

これこそが、今自分にとって必要な心づもりのような気がした。

 

自分の機嫌をとる。

今まで、かわいそうだった自分を幸せにしてやりたい。

 

 

将来は何になりたいのか?

そんな問いかけが全てではない。

今の自分が幸せになるなら。

第一次欲求を越えて、心を満たせるなら。

それでいい。

 

自分の興味が存在すれば、

それを貫けばそれが幸せ。

 

「夢を持つこと」が推奨されるのは

そういう幸せに繋がっていくからなんだと思う。

 

いいさ。 無くても。

きっと自分にとっての幸せを求める内に、

夢や目標や志は生まれてくるから。

 

 

キャラクターとは、物語とは、

生まれ落ちた環境その場所が生み出すもの。

 

どんな国やどんな家庭に生まれるのかなんて選べないモノ。

 

だから、自分が置かれたその場所で、

自分を幸せに出来る術を探そう。

 

僕は、研究を続ける中で、楽しみを見出した。

物事は、真実は存在しているのに、

何故か何かに覆われて見えなくなっている。

それを剥がしてやる。Discovery。

定量的に考えたり、角度を変えてみることで浮かび上がってくる。

それが発見(生み出すとは違う。生み出すことなんて無い。)であり、

自分の手でそれが出来たとき、きっと嬉しいのだろうな。

 

 

さっきから自分という言葉ばかりだけど、

その次のフェーズに、「他人を幸せにする」ことがあるのも知ってる。

 

きっと自分すら幸せに出来ないのなら、

誰も幸せに出来ないだろう。

 

 

最近は、イヤホンで耳を塞ぎ、

ただ音楽に身をゆだねてばかりでアタマを使ってなさすぎる。

新しい音楽もインポートしてないから、そろそろ退屈なんだけど、

モチベーションが無いから、何も動けなかった。電車の中。

 

もし、何か行動するとしたら、

僕は自分を良くしようというマインドに沿って

行動するだろう。

 

 

 

せっかく人は生きているんだから、

その悦びを

限られた時間の中でなるべく沢山感じたい。

沢山手に入れたいもの。

 

どうすれば、

どうすれば自分を喜ばせられる?

 

どうすれば、

どうすれば誰かを喜ばせられる?

 

想像してみる。

 

 

 

そんな風に思う。

また明日、もし目覚めが憂鬱でも

それでも自分を奮わせて、

楽しみを悦びを見つけたい。生み出したい。